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- 固いものが食べにくくなった
こんなお悩みはありませんか?
- 以前より固い食べ物が噛みにくくなった
- 噛むと歯や歯ぐきに違和感や痛みがある
- 入れ歯やかぶせ物が合っていないと感じる
- 歯が抜けたままになっていて食べづらい
- 顎や関節に痛みがあり、食事が楽しめない
固いものが噛みにくくなる背景には、歯周病やむし歯、かみ合わせの異常、入れ歯の不具合、さらには全身の病気など、さまざまな要因があります。放置すると食事の楽しみが減るだけでなく、栄養不足や生活の質の低下にもつながります。気になる症状がみられましたら、自己判断せずに晃司歯科医院へご相談ください。原因をしっかりと調べ、患者さまに合った治療やサポートをご提案いたします。
固いものが噛みにくくなったときに考えられること
固いものが噛みにくくなるのには、口の中だけでなく全身の状態も関わっています。
食べ物を食べる仕組み
普段の食事は無意識におこなっていますが、実際には次の段階を経ておこなわれています。
先行期
食べ物を目で見て大きさや形を認識し、食べ方を決める。唾液の分泌が始まる。
準備期
舌が食べ物を歯の方に送り、左右の歯で噛み砕き、飲み込みやすい塊にする。
口腔期
舌の動きで食塊をのどへ送る。
咽頭期
気管に入らないようにしながら食道へ送り込む。
食道期
食道を通って胃に運ばれる。
「準備期」に障害が起こると、噛みにくさを感じやすくなります。
固いものが噛みにくくなる原因
歯や歯ぐきのトラブル
歯周病
歯を支える骨が弱くなり、歯が揺れることで固いものが噛みにくくなります。
むし歯
歯に穴があいた部分で噛めなくなり、噛む力が弱まります。
歯が抜けたままになっている
歯を失った部分を補っていないと、噛む力が分散されず負担が大きくなります。周囲の歯が倒れてかみ合わせも悪化します。
補綴物(入れ歯・かぶせ物)の不具合
入れ歯やかぶせ物が合っていないと、噛んだ時にずれる・浮き上がるなどの不具合で噛みにくくなります。新しい入れ歯は慣れるまで時間がかかることもあります。
噛み合わせ・歯並び
奥歯が正しく噛み合っていない(臼歯部開咬など)の場合、固いものを効率よく噛むことができません。
顎関節症
顎関節や咀嚼筋の不調によって口の開け閉めに痛みが出るため、固いものが噛みにくくなります。
口の中以外の原因
固いものが噛みにくいのは歯だけが原因ではありません。咀嚼筋や舌の動きをコントロールする脳や神経に異常があると噛みにくさが生じます。
脳梗塞やパーキンソン病などの神経疾患がある場合、舌や顎の動きがスムーズにいかず、噛みにくさを感じることがあります。要介護の高齢者ではこの影響が大きいこともあります。
歯科医院の役割は、無理なく噛める状態へお戻しすること
固いものが噛みにくくなる背景には、歯や歯ぐき、かみ合わせ、顎関節の問題に加えて、全身疾患や加齢による変化も関係しています。自己判断で様子を見るのではなく、原因を正しく見極めることが大切です。晃司歯科医院では、歯・歯ぐきの検査、かみ合わせ・顎関節の評価、入れ歯や被せ物の適合チェック、X線/CTや口腔機能の確認をおこない、しっかり評価して原因を見える化します。必要に応じて内科・耳鼻科などの医療機関とも連携し、全身面も踏まえてご対応します。固いものが食べづらいと感じたときには、放置せずにお早めに当院までご相談ください。
